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アルバム「Carl & The Passions」や「Holland」でのブライアンの参加 - one for the boys (男性)
2015/10/28 (Wed) 00:34:27
よろしくお願いします。
アルバム「Carl & The Passions」や「Holland」において、ブライアンがコーラスで参加している曲があるか、以前から注意深く聴いているものの、「Holland」の"California Saga/California"の出だしのヴォーカルや、同アルバムの付録EP「Mt. Vernon And Fairway」の"I'm The Pied Piper"のセリフなど、よく知られているもの以外の曲で彼の声を見つけることができません。この2つのアルバムに収録されている曲の中で、ヴォーカルやコーラスでブライアンの声と聴き取れる曲は他にあるでしょうか。また、演奏などもどうでしょうか。この頃のブライアンは少しずつ声の変性が進んでいるように感じられ、「Sunflower」までの彼の声質や担当パート(ファルセット)を頼りに探すと分かりづらいです。まったく参加していないのか、参加したのにミックスで埋められたのか。ご存じの方がいらっしゃいましたらご教示お願いします。
Re: アルバム「Carl & The Passions」や「Holland」でのブライアンの参加 - わにべとものり (男性)
2015/10/31 (Sat) 14:45:31
この時期ブライアンは実際に隠遁しており、あまりビーチ・ボーイズのアルバム制作には関わっていません。
おっしゃる以外でブライアンの参加が確認されるものは、
*"He Come Down"でオルガンとコーラスのアレンジ
*"Make It Good" "Cuddle Up"のバッキング・ヴォーカル
ぐらいですね。他にもあれば追記します。
"Sail On Sailor"に至っては全く録音に不参加で、ブライアンの99年以降のソロ・ライヴでは、バンドメンバーに教わって、レコードのブロンディ・チャプリンのアクセントをなぞって歌っています。
Re: Re: アルバム「Carl & The Passio - あきひろ (男性)
2015/10/31 (Sat) 18:09:59
お邪魔します〜
"Sail On Sailor"そうなんですか!? ライブでのヘビロテぶり、1999年のツアーなり、DVD「オン ツアー」なり、どこかのブライアンコメントでも『深い思い入れある曲』とか言っていたような?
Re: アルバム「Carl & The Passions」や「Holland」でのブライアンの参加 - one for the boys (男性)
2015/11/03 (Tue) 01:58:08
ご教示ありがとうございます。
"Cuddle Up"のバッキング・ヴォーカルをブライアンが担当していることはよく聞きますが、該当箇所は1番・2番の”Your love~”から”~Honey I'm in love”までの部分の掛け合いのコーラスでしょうか。もしくは間奏から”The night has come~close to me”までのコーラス部分でしょうか(ストリングスが被さって紛らわしいです・・・)。
前者・後者ともに、私の拙い聞き分け能力ではどれがブライアンの声か判然としません。間奏のコーラスは(American)Springの声のような気がしますし・・・。
"Make It Good"は、エンディング近く(2分07秒辺りから約6秒間)で聴ける少し遠めのヴォーカル、これがブライアンでしょうか。
"He Come Down"ではオルガンとコーラスのアレンジをしていたんですね。この曲と同じアルバム「Carl & The Passions」に収録されている"Marcella"や、「Holland」収録の"Funky Pretty"などでも何かしら参加していないものかと思います。
ブライアンは作曲者として”Sail On Sailor”をまとめきれず、共作者の尽力により完成したということや、レコーディングにも参加せず電話でいくつかの指示を与える程度だったということを見たり聞いたりしたことがあり、会長のお話にも納得です。一方で、あきひろさんのおっしゃるとおり、ではこの曲に対するブライアンの「深い思い入れ」とはどのようなものかと考えます。
メンバー自身が希望しないと思いますし、また、採算も合わないかもしれませんが、いつかこの時代のレコーディングの様子が分かる音源がリリースされることを個人的に願っています。
Re: アルバム「Carl & The Passions」や「Holland」でのブライアンの参加 - cherry cherry coupe (男性)
2015/11/09 (Mon) 18:39:59
月並みな意見ですがブライアン選曲の「カリフォルニアフィーリン」で「歌詞は色々な人が手を加えるうちに元のコンセプトとは全く違った物になってしまった。だがこの曲のロックしてる感じが好きだ」と言うコメントにあったように曲の持ってるダイナミズム、なにしろレイチャールズがカヴァーしてるくらいですからね。曲の持ってる力魅力ではないでしょうか?
オリジナルはブロンディチャップリンのヴォーカルでしたがセイルアウェイでブロンディの歌声を聴いたとき曲の持ってる雰囲気がセイルオンセイラーに似てるなぁ?と感じました。
なのでセイルアウェイはセイルオンセイラーの続編。この二曲と更に遡ればSloop Jhon Bはブライアンのイメージの中では繋がっている筈。船乗りの歌と言うだけでなくフレンチホルンの使い方がSloop Jhon Bとセイルアウェイは似てると思いますから。
そう言えばBBの伝記でセイルオンセイラーのデモヴァージョンをレコード会社に渡して曲のコンセプトを説明し完成した物を聞かせたら「デモヴァージョンの方が良かったな」と感想を述べるところがありましたがマニアとしてはそれも聞きたくなってしまいます。
昔CDショップで何故かBBの海賊版があってセイルオンセイラー(demo)と表記されたCDが置いてあったのをうっすら記憶しています。お金がないため買えませんでしたが少し悔やまれます。
Re: アルバム「Carl & The Passions」や「Holland」でのブライアンの参加 - cherry cherry coupe (男性)
2015/11/10 (Tue) 05:04:57
フレンチホルンではなくピッコロでしたね。
Re: アルバム「Carl & The Passions」や「Holland」でのブライアンの参加 - one for the boys (男性)
2015/11/12 (Thu) 23:56:25
たしかに、ブライアンは”Sail On Sailor”の持つダイナミズム、雄大さが好きなのかもしれません。ブライアン不在のBBのライヴでも、この曲がリリースされてから現在までコンスタントに演奏されており、ブライアンを含めたメンバー全員一致で気に入っているんだと考えると何だか嬉しくなります。
レイ・チャールズのヴァージョンは本当にかっこいいと思います。他者の曲を瞬時に自分の色に染めてしまうレイ・チャールズと、彼に歌われても耐えうるこの曲、どちらもすごい!1987年のライヴ映像「25 Years Together」で観られますね。
「Brian Wilson's Secret Bedroom Tapes: A Track–by–Track Description」(http://www.laweekly.com/music/brian-wilsons-secret-bedroom-tapes-a-track-by-track-description-4479099)はブライアンが60年代後期~70年代前半に録音した未発表曲についての記事です。まず、記事の冒頭の、ラディアント・ラディッシュでのブライアンの写真が好きです。私の英語能力では完全には読み解けませんが、”Sail On Sailor”のデモについても記述があります。ものすごく聴いてみたいです。。。
さて、タイトルの話題に戻り、アルバム「Carl & The Passions」収録の“You Need A Mess Of Help To Stand Alone”の曲中、間奏後とエンディング近くで“She don’t know me” ”She don’t know it” ”She don’t know”と掛け合いのコーラスで歌われる箇所がありますが、このうち”She don’t know it”と歌っているのがブライアンの声のように聴こえます。
事実、「Carl & The Passions」「Holland」でのブライアンの参加はごくわずかで目立たないのですが、そんな中でもアルバムに残された彼の足跡(貢献)を見つけるとファンとしては嬉しいですし、より多く探し出して正確な情報を持ちたいとも思います。